プロフィール



 

Magic Wall 


設立 : 2011年8月10日
 

 

活動地: 宮城県仙台市を中心に活動

 

 

設立経緯:

 2011年8月10日、スポーツドクターの室谷医師の呼びかけで仙台市障害者スポーツ協会スタッフ2名と、小松氏ご夫妻夫婦の計5名で一席を設けた。世界にはクライミングに取り組む障害者が多くいることを話した。しかも、ブラインドだけではなく、アンプティ、神経障害、その他複合障害のパラクライマーが頂点を目指していることに、スポ協スタッフは驚いていた。
 今後、仙台から世界選手権を目指すパラクライマーを増やすべく、元気フィールド仙台のボルダリング壁を活用したパラクライミングのクラブ活動をしていこうという話になった。何故、元気フィールドなのかと言えば、様々な障害者スポーツの練習や大会の会場として広く仕様され、認知度の高いことが挙げられよう。それと、JR仙石線小鶴新田駅から徒歩10分ほどのアクセスの良さ、視覚障害者でも利用できるようにと施設まで点字ブロックによる誘導がされていることも挙げられる。やはり、クラブ活動を楽しんでもらうために交通アクセスの便利さは、障害者にとって特に重要だろう。
 室谷医師の発案でクラブ名は「Magic Wall」に決定。視覚障害者を中心としたクライミング教室を展開している、NPO法人Monkey Magicをリスペクトし、名前の一部をいただいた。そして、障害者と健常者を隔てる壁、社会の壁、自分の中の壁を登るということで、Wallを付けた。様々な方たちの協力を得つつ、バリアフリーでクライミング・ボルダリングに取り組んでもらえる活動にしたいと室谷医師。
 ご本家・モンキーマジックの小林幸一郎さんに話したところ、「全面的にクラブ活動を協力していく」という力強い言葉ももらった。
 まずは、障害を持った方々にユニバーサルスポーツとしてのクライミング・ボルダリングを知ってもらうことから始めよう。
パラクライマーが増えてくれることを期待している。その入り口としてMagic Wallがあったらいいかなと思う。
 障害者も健常者も関係なく、共にボルダリングを楽しめるクラブになることを!!

(小松氏公式ブログより 一部改変)